院長紹介Doctor
■院長あいさつ

私の仕事に対する心構え
現代に生きる動物たちは、ライフスタイルを人間と共にし、人間の都合によってその生活が左右されている部分が多々あると思います。
ことさら健康に関しては、その管理を人間に委ねている部分が多く、動物たちに健康的な生活環境を提供するのは、動物たちの生き方を人間社会に引き入れた人間の義務ではないでしょうか。快適に暮らす権利は人間だけのものではなく、動物たちに対しても正しい環境、栄養、衛生、健康、心理といった面の十分な配慮をして初めて動物たちと共生する資格を持てるのではないかと思っています。
人間と動物との関係の最も重要な側面は、『人間が動物たちから受ける癒しの心をはじめとする身体的、情緒的、社会的な多くの恩恵』と『動物に対する健康への配慮』であり、これが『共に生きる命ある生き物同士の絆』だと考えています。
私の仕事は、動物たちが健康に過ごすことができ、人間社会の中で豊かに暮らせるようにお手伝いをすることだと思っています。そのために、医療技術と知識の向上を目指し、社会に貢献できるように常に努めております。
院長
〇近年の活動
- 近年の活動 NPO健康資源研究開発機構 理事
- 群馬大学医学部神経精神薬理 在籍
- 歯科口腔外科に関する研究
- ・犬の壊疽歯周病(東京獣医畜産学会)
- ・歯周炎に感づく血液カタラーゼ酵素活性 (関東獣医師大会)
- ・犬のacatalasemia(日本獣医師会)
- 漢方薬に関する研究
- ・紫朴湯の向精神作用(星和書店,神経精神薬理)
- 糖尿病に関する研究
- ・犬の血糖コントロールの指標としての1,5-anhydro-D-glucitol
- 癌,腫瘍に関する研究
- ・犬・猫の腫瘍マーカーの有用性(関東獣医師大会)
- ・小動物の腫瘍抗原の検出法(NCC ST-439)及び診断法の発明
- (1999年 日本国特許庁 平11-160318)
〇講演
- 高崎市市民公益事業シンポジウム
- --健康の意義と実践--
- (動物の健康、人との相違について)
- 2007.10.20 高崎シティギャラリーにて
- NPO法人(内閣府)健康資源研究開発機構
- --健康に及ぼす4つの課題--
- (放射線の生体に及ぼす影響について)
- 2011.11.6 ビエント高崎にて
〇現在進行中の共同研究テーマ
- 動物における東洋医学と西洋医学の接点
- ・針治療における神経伝達物資の変化とそのメカニズム(2010~)
- 糖尿病に関する研究
- ・猫の1,5-anhydro-D-glucitol の有用性について(2012~)
■スタッフ紹介
・動物たちには優しさと愛情を
・人には気配りと感謝を
・自分には向上心を
私たち病院スタッフは、これらの理念を心構えに、動物たちに最善の医療/看護を提供できるように日々の診療業務に取り組んでいます。